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2024.06.11
家づくりコラム
小さな平屋が人気なのはなぜ? 浜松市での施工例を交えて解説!
ここ数年「平屋」が注文住宅のトレンドのひとつになっています。さらに、少子高齢化や単身世帯の増加により、必要とされる住空間がコンパクトになってきたことから「小さな平屋」を建てる方が増えています。この記事では「小さな平屋」が人気の理由を当社の実例を交えながらご紹介します。
「小さな平屋」とは、どのくらいの広さ?
小さな平屋の広さについては明確な定義はありませんが、一般的には20坪(約66平方メートル)から30坪(約99平方メートル)程度のものを指すことが多いです。この範囲内であれば、1人から4人程度の家族が快適に暮らせるスペースを十分に確保できます。
「小さな平屋」のメリット
小さな平屋が人気の理由はいくつかありますが、特にこの6つがポイントとして挙げられます。
1. メンテナンスや掃除がラク
小さな平屋の最大の魅力の一つは、メンテナンスや掃除が簡単になる点です。建物全体がコンパクトで2階建てと比べて階段などの段差もないため、日々の掃除はもちろん修理やメンテナンスも比較的ラクになります。特に、屋根や外壁の点検や修繕が必要な場合、大規模な足場を組む必要がなく手軽に作業を行うことができるので費用も抑えられます。
また、家の広さが小さいとその分掃除の手間も省けるうえ、平屋は二階建て以上の住宅と比べて階段の掃除やメンテナンスが必要ありません。これにより、毎日の家事負担が軽減され、より快適な生活を送ることができます。
2. 建築コストとメンテナンスコストの削減をしやすい
小さな平屋は、延べ床面積を最小限に抑えることで建築費用や維持費用を抑えられるため、経済的なメリットがあります。ただ、平屋は同じ面積の2階建てと比べた際に、屋根面積や基礎面積は大きくなるため、平屋でコストを抑えるためには効率の良いプランであることが大前提となります。
また、将来的に外壁や屋根のメンテナンスが必要になる場合も、大きな足場を組む必要がないためコストを抑えられます。つまり、平屋は経済的に安定した生活を送りたい人にとって非常に魅力的な選択肢と言えます。
3. 家事の効率化と暮らしをシンプルにできる
平屋の設計では動線の確保と家事空間の効率化がより重要です。キッチン、リビング、ランドリースペースなどの家事動線を短くすることで、家事の手間が省けます。
また、小さな平屋では収納スペースが限られるため、上手な収納術が重要になります。デッドスペースのない設計とすることも大切ですが、無駄のない暮らしを心がけ、不要な物を排除することが前提です。必要最小限の物しか置かなくなることで物の管理や清掃が簡単になるため、生活でのストレスを減少させる効果があります。結果として、収納が使いやすくストレスフリーで暮らしやすい家になります。
4. バリアフリーの室内空間
平屋は階段がないため、バリアフリー設計を叶えやすくなります。小さなお子さんがいる家族はもちろん、高齢者や障害者にとって非常に住みやすく、車椅子を使用する際も段差のないフラットな床は移動がしやすく安全です。最近使う方が増えてきたロボット掃除機を使う際にも段差がないことはとても大きなメリットになります。
また、将来的に身体機能が低下した場合でも、安心して住み続けることができるため、多くの人々にとって長期的な住まいとして魅力的です。さらに、バリアフリー設計の平屋は、訪れる家族や友人にとっても快適で過ごしやすい場所になります。
5. 光熱費を抑えられるので家計にやさしい
小さな住宅は、小規模な空間を効率的に暖冷房できるので光熱費削減になります。特に高低差が少ないことで2階建てのような上下の温度差が出にくく、より少ない台数のエアコンで間に合います。当社でもエアコン1台で家中の温度を快適に保つ方が増えています。
また、屋根面積が大きいので省エネ設備を導入しやすい点も魅力です。太陽光パネルを設置する際にも屋根面積が大きいことで積載効率が非常によいため、今後より上昇していく光熱費に対しても有効な対策になります。
6.デザインと機能性の融合をしやすい
平屋の中心となるのは、リビングとダイニングのオープンスペースです。このエリアは家族が集う憩いの場所であり、ゲストを迎える空間でもあります。リビングとダイニングを分けずにオープンにすることで、家族のコミュニケーションも活発になり、天井いっぱいまでの大きな窓を採用することで開放感と採光性も確保できます。キッチンとの動線も良く、家事の効率化にも役立ちます。さまざまなシーンに合わせて、柔軟な空間利用ができるのが魅力です。
「小さな平屋」の施工例 3選
実際にDAITOKU(大得工務店)で設計・施工させていただいたコンパクトな平屋の事例を3つご紹介します。
23坪 ペットと暮らす回遊動線のある平屋
●家族構成 ご夫婦+犬2匹
●本体価格帯 1500万~1999万
●延床面積 76.18㎡(23.04坪)
●敷地面積 318.8㎡(96.5坪)
22坪 趣味を楽しむ愛犬家の平屋
●家族構成 ご夫婦
●延べ床面積 74.73㎡(22.6坪)
●敷地面積 201.23㎡(60.9坪)
18坪 高齢の母と親子で暮らす快適な平屋
●家族構成 お施主様、お母様
●延床面積 59.62㎡(18.03坪)
●敷地面積 370.24㎡(111.99坪)
まとめ
静岡県浜松市・磐田市で小さな平屋を建てるなら
小さな平屋の魅力について、多くのポイントをご紹介してきました。小さな平屋は、限られたスペースを効率的に活用し、コスパ良く暮らしやすい家を実現できます。DAITOKUではこれまでの経験と一級建築士の視点を交えながら、平屋の間取りや特徴・コストについて詳しくお話する『平屋の相談会』を随時開催しています。平屋のこと以外でも、家づくりのことなら何でもご質問にお答えしています。一組ずつの個別開催ですので、お気軽にご予約ください。
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▼関連記事はコチラ「平屋はやめたほうがいい?理由と対策をご紹介します」
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