新築住宅の保険・保証とアフターサービスを徹底解説:あなたの家を守るための詳細ガイド – 大得工務店(DAITOKU)|浜松市・磐田市の新築注文住宅

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2024.02.10

家づくりコラム

新築住宅の保険・保証とアフターサービスを徹底解説:あなたの家を守るための詳細ガイド

目次

    はじめに

    新築住宅を購入する際、最も重要な要素の一つが「保証」です。この保証があることで、新しい家族の生活を守り、長期にわたって安心して住み続けることが可能になります。前半のコラム「住んでからの安心を:あなたの家のための保証ガイド」では、新築住宅の保証の重要性、その種類と内容、保証を最大限に活用するためのヒントから、よくある質問までをまとめてご紹介しました。

    後半のコラムでは、これらの保証が具体的にどのような状況や損害をカバーするのかを詳しく解説します。また、私たちDAITOKUの保証内容についてもご紹介しつつ、保証とセットで考えなければならないメンテナンスと住宅診断の重要性を深く掘り下げます。

    適切な保証を受けるために大切なこと

    住宅の保証には長期保証と短期保証の2種類がありますが、長期保証を効果的に受けるためには定期的な家のメンテナンスと住宅診断が必要です。長期保証は下記で説明する瑕疵(かし)保証が該当しますが、まずは住宅にとって必要不可欠なメンテナンスと住宅診断についてご紹介します。

    メンテナンス

    上でも記載したように、長期保証は定期メンテナンスが適切に行われていることを前提としています。定期的な点検・保守作業はしっかり保証を受けるためにセットで重要だと考えておきましょう。定期メンテナンスを怠ると、住まいの問題が蓄積しやすく、将来的な修理や交換が大規模になることで費用も高額になる可能性が高まります。 場合によっては保証が有効でなくなることがありますので注意が必要です。定期メンテナンスで住宅を常に健康な状態に保ち、それによって保証が継続されると覚えておきましょう。

    住宅診断

    「住宅診断」とは、建物の健全性を確認し、潜在的な問題を早期に発見するための点検です。通常、建築後10年目に行われ、外壁や屋根の劣化、結露、絶縁材の効果などを評価します。その後、診断結果に基づいて必要な修繕や改修の必要性を確認します。

    メンテナンスも住宅診断も建物をチェックすることに違いはありませんが、住宅診断はメンテナンスに比べてより細かくチェックし、専門家が診断書を作成する点が大きく異なります。そうすることで、必要な修復や改修を適切に行うきっかけとなり、住宅の耐久性や品質を保つことができるので、保証もしっかりと維持されます。長期的な保証を受けるためには、住宅診断を計画的に実施し、必要な対策を行うことが重要です。

    DAITOKUの保証・保険紹介

    新築住宅の保証は、住まいの安心と品質を守るためにか必要不可欠です。私たちDAITOKUでは、お客様の安心を第一に考え、充実した保証制度をご提供しています。ここではDAITOKUの保証内容を詳しくご紹介します。

    また、これらの保証はDAITOKUだけでなく保証会社と一体となってお客様の生活を守ります。万が一、当社が倒産してしまうようなことがあったとしても、保証会社がしっかりと保証してくれる体制を取っています。

    瑕疵(かし)保証30年(長期保証)

    「瑕疵」とは何らかの不具合や欠陥のこと。新築住宅の「瑕疵保証」では建物の構造や耐久性に生じた隠れた欠陥を建築会社が10年間保証することが法的に定められています。具体的には構造の傾きや雨漏りなど、住宅にとって致命的な欠陥を保証する最も重要なものになります。最も重要な保険で長期間の保証であると同時に、上記で説明したメンテナンスと住宅診断が前提となる保証です。

    なお、瑕疵(かし)保証は建築会社に加入義務があるものの、その期間は通常10年間のみ。DAITOKUでは、この10年を大きく上回る30年間を標準の保証期間に設定し、最長で60年間まで延長することができます。

    地盤保証20年(短期保証)

    家を支える地盤は、建物の耐震性能と同等以上に重要です。そのため、当社では工事着工前に必ず地盤調査を行います。その後、地盤調査の結果を第三者機関が解析し、必要に応じて適切な地盤補強工事を実施。その結果DAITOKUでは、通常10年間のみであることが多い地盤保証を20年間5000万円の保証としています。

    設備保証10年(短期保証)

    日々使うキッチン、バス、トイレなどの住宅設備の保証はメーカー保証に準じた1~2年が一般的なところ、DAITOKUは10年間の保証を標準設定しています。これらの設備はちょっとした修理でもメーカーの出張費用を合わせると1回で約4~5万円の出費につながります。10年以内に何かしらの設備トラブルが起こる回数は平均2.4回、発生する確率は91%というデータもあるため、この保証が付いていると安心です。

    シロアリ保証10年(短期保証)

    シロアリ被害は建物の安全性を脅かす大きな問題です。シロアリは乾燥を嫌うため、シロアリが嫌がる構造にしていくことは大前提ですが、被害を受けた場合は修理費用が高額になることがほとんどなので万全の備えは必須です。そのため、DAITOKUでは万が一被害があった場合でも10年間1000万円までの修理費用を保証しています。静岡県西部はシロアリの活動が特に活発な地域なので事前の準備がとても大切です。

    メンテナンス保証2年(短期保証)

    お引渡し後、点検を行うたびに発生しがちなクロスの張替えや外壁の修繕費。DAITOKUは修繕が発生しやすいお引渡し後2年間に発生したクロスやコーキングの割れ、建具調整や基礎の割れなどにかかる修繕費を無償対応しています。

    建築工事保険(工事中)

    新築建物の工事中に発生する事故や損害に備える保険が建設工事保険です。工事中に労働者や周囲への損害、火災や自然災害、工事機械の故障などに対応し、工事現場での予期せぬリスクに備え、関係者全体の安全を確保します。

    生産物賠償責任保険(10年)

    「階段手すりの取り付け不良によりケガをしてしまった」「電気工事の配線不備によりショートして火災が発生した」など、お引渡し後に施工ミスや不具合によって保険期間中に人身事故や物損事故が生じた場合に対応する保険です。

    DAITOKUのメンテナンスプログラム紹介

    定期点検

    住宅の状態を長期にわたって保つために、6ヶ月、1年、2年、5年、15年、20年、25年といった定期点検を実施します。また、これらの点検を外部機関によって行うことで、住宅の状態が客観的に評価されます。

    24時間365日対応するサポート

    自社のサポート窓口に加え、住まいの不具合やトラブルに対して24時間365日、電話一本で駆け付け可能な「24時間サポート」も10年間標準設定しています。鍵が開かない、水漏れがあったなどの日常トラブルもすぐに解決できるのでご安心頂けます。

    このようにDAITOKUでは、お客様が長期的に安心して快適な生活を送れるようサポートしています。次の段落では、保証の申請プロセスと必要書類についてご紹介します。

    保証申請の流れと必要書類

    新築住宅の保証を申請する際の流れと必要書類について、以下に詳しくご説明します。

    保証申請の流れ

    【STEP1】問題の特定

    最初に、保証の対象となる問題を特定します。雨漏りや設備の不具合など、問題が発生した際には、契約書や保証書を見返しましょう。

    【STEP2】住宅会社への連絡

    問題を特定したら、購入した住宅会社に連絡します。多くの場合、住宅会社は問題の詳細を確認し、対応の手順をご案内します。

    【STEP3】必要書類の提出

    住宅会社から指示された書類を提出します。必要書類には、契約書や保証書などが含まれることが多いため、早めに用意しておくとスムーズです。

    【STEP4】対応の実施

    住宅会社または指定された専門家が問題の評価を行い、修理や対応を実施します。

    保証申請時に必要となる主な書類

    【契約書】

    新築住宅の購入時に交わされた契約書です。保証の範囲や条件が記載されています。

    【保証書】

    住宅会社から提供される保証書。保証の詳細や期間が記載されています。

    【問題の証明書類】

    問題が発生したことを証明するための写真や記録など。

    保証の申請プロセスは、住宅会社によって異なる場合がありますので、購入時に保証の詳細と申請方法を確認することが大切です。適切な書類を準備し、指示に従って行動することで、迅速かつ効果的な対応が可能になります。次の段落では、保証トラブルとそれらを防ぐ方法について詳しくご紹介します。

    保証トラブルとそれらを防ぐ方法

    新築住宅の保証に関するトラブルは、時に避けられないものです。ここでは、一般的なトラブル事例とそれらを防ぐための方法をご紹介します。

    住宅保証に関するトラブルは、購入者、建築業者、保証会社間で多様な形で発生します。とある事例では、新築住宅の購入者が壁の中の水漏れを発見しましたが、売主がこの瑕疵を隠蔽していたため、保証会社は保証の適用を拒否しました。また、屋根の修理後に再び漏水が発生した事例では、保証会社は新たな問題が元の修理とは無関係であるとして責任を否定しました。

    加えて、購入者と建築業者、保証会社間のコミュニケーション不足が修理の遅れを招き、瑕疵が悪化し、修理費用が増加するといったトラブルもあります。住宅保証に関する問題は複雑であり、購入者は保証内容を正確に理解しておくことが重要です。また、住宅会社選びの段階で、その会社がどのような保証制度を持っているのか、保証内容について明確に答えることができるのかを見極めることが大切です。

    保証内容について質問をし、その回答について確かめることが、上記のようなトラブルを防ぐためのより良い方法となります。また、実際にトラブルが発生し、解決しない場合や住宅会社の対応に不満がある場合は、専門家や相談窓口に相談することが有効です。

    まとめ

    この記事を通じて、新築住宅の保証の重要性から保証に関するトラブルとその解決策までをご紹介しました。新築住宅の保証は、家族の安心と快適な生活を守るためにも欠かせない項目です。保証の内容をしっかり理解しておくことで、いざという時に適切に活用することができます。また、しっかりと保証を受けるためには、住宅の「定期メンテナンス」と「住宅診断」が重要であることも理解しておきましょう。

    もし、保証に関する疑問や不安がある場合は、住宅会社や専門家に相談することをお勧めします。専門家からのアドバイスで自分たちの不安や疑問が解消できると安心して家づくりが進められます。一生暮らす大切な住まいだからこそ、曖昧な部分はしっかりクリアにしておきましょう。

    新築住宅の購入は大きな一歩ですが、適切な保証と知識があれば、その一歩を確かなものにすることができます。この記事が新築住宅をお考えの方々にとって有益な情報源となり、安心して住宅選びができるよう願っています。さらに詳しい情報や個別の相談については、私たちDAITOKUの相談会でご案内していますので、ぜひお気軽にご参加ください。

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