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2024.11.30
家づくりコラム
注文住宅の標準仕様とは?基本から最新トレンドまで徹底解説
注文住宅の標準仕様とは?
注文住宅を検討する際に知っておきたい「標準仕様」について解説します。標準仕様とは、住宅会社があらかじめ設定した基本的な設備や性能のことを指し、追加費用(オプション)なしに利用できる仕様のことを言います。標準仕様が充実している住宅会社を選ぶと、追加費用をかけずに快適で安全な住まいが実現しやすくなります。
この標準仕様を比較するメリットは、約束される性能や設備の基準を確認することで、追加費用なしで建てられる範囲を確認して予算的な安心感が得られる点です。ただし、標準仕様の内容は住宅会社ごとに異なり、選択肢によっては希望に合わないケースもあるでしょう。標準仕様が充実している会社は価格が高い傾向にあるため、バランスを考慮して比較していかないと予算オーバーの可能性も高くなります。理想の家づくりを実現するため、標準仕様の内容をしっかり理解し、自分たちにとって必要なものを見極めることが大切です。
標準仕様に含まれる主要な項目
一般的に注文住宅が標準仕様に定めている項目は、以下の通りです。
・構造や耐震性能(耐震等級・制震ダンパー)
・断熱性や気密性(断熱等級)
・建材(床材、外壁材、屋根材)
・基礎工事・地盤補強工事
・住宅設備(キッチン、ユニットバス、トイレ、洗面、収納、換気システム、太陽光発電)
・玄関ドアや窓サッシ
・内装デザイン、壁紙、照明、カーテン
・間取り(吹抜けの有無、天井高の変更)
・保証
・インテリアコーディネーターへの依頼 など
標準仕様には多くの重要な項目が含まれており、快適で安心な暮らしを支える要素が整っています。まず、構造や耐震性能についてです。多くの住宅会社では、標準仕様として地震に強い構造材や設計基準を採用しており、安心して暮らせる住まいが期待できます。また、断熱性能や省エネ性も標準仕様に組み込まれることが増えてきました。断熱材の性能や窓の断熱性が高いと、夏は涼しく冬は暖かい環境が保たれ、電気代も抑えられます。
さらに、内外装や設備、保証も標準仕様に含まれる場合が多く、床材や壁紙、キッチン、バスルームといった基本的な仕様や設備が整っています。これらの項目がどのような内容で標準仕様に含まれているかを確認し、自分のライフスタイルに合ったものかを考えることが大切です。
住宅のトレンドと標準仕様の変化
住宅業界のトレンドは常に進化しており、標準仕様にもその影響が見られます。最近では、高断熱・高気密の住宅や、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)対応といった、省エネ性能の高い住宅が注目されています。これらの仕様が標準で備わっている住宅会社も増えており、環境に優しくランニングコストも抑えられるため人気です。
また、太陽光発電やデザイン性の高いインテリアもトレンドのひとつです。最新技術を取り入れた設備や、シンプルで洗練されたデザインが標準仕様に含まれることもあります。このように、標準仕様は時代とともに進化しているため、トレンドだけに捉われず、自分たちの暮らしに必要かどうかを基準に選ぶと、より長く満足のいく住まいを手に入れやすくなるでしょう。
標準仕様の違いが生む費用の差
標準仕様が異なると、家づくりの費用にも大きな差が生まれます。標準仕様として高性能な断熱材や耐震性の高い構造材が使われている場合、オプションを追加する必要が少なくなるため、費用が抑えられることが多いです。しかし、標準仕様がシンプルである場合は、希望に合わせてオプションを加える必要があり、その分コストが上がる傾向にあります。
また、標準仕様で自分の希望をカバーできるかどうかを知っておくことは重要なポイントです。自分の求める機能や設備が標準仕様に含まれているかを確認し、オプションとのバランスを見極めることが、資金計画上非常に大切です。オプション仕様はハイクラスの設備や素材が多く、標準仕様は一般的なシリーズが多い傾向があるため、特にこだわりがない設備などは標準仕様から選び、こだわりたい部分だけオプションを採用するのもオススメです。
住宅会社によってオプション価格の内容や価格設定は様々で、標準仕様は割安に設定してオプションを割高に設定している会社もあります。ある程度自分たちの希望を整理してから会社決めをしないと、予算を大幅にオーバーしてしまって後悔につながる可能性も高いので注意が必要です。
家づくりで失敗しないためのポイント
注文住宅で後悔しないためには、検討している住宅会社の標準仕様に何が含まれているか?どんな内容か?をしっかり理解することが大切です。具体的には以下の4つの方法が効果的です。
①住宅会社から資料を取り寄せる
ほとんどの住宅会社がホームページから資料を請求できます。標準仕様やオプションについても記載されていることが多いので、気になる工務店やハウスメーカーの資料は事前に取り寄せておきましょう。
②住宅会社の見学会に参加して確認する
住宅会社が提供する完成見学会や、モデルハウスの見学が役立ちます。これらを活用することで、実際にどのような標準仕様が採用されているか、またその性能や使い勝手を体感することができます。デザイン性を高めるため、モデルハウスにはオプション仕様のインテリアや間取りを多く取り入れている可能性も高いため、見学会に参加した際は、そのインテリアや間取りが標準仕様かどうかを確認しておきましょう。
③住宅会社の相談会に参加する
住宅会社を決める前は相談会などに参加し、その会社の標準仕様について納得のいくまで説明を聞きましょう。標準仕様とオプションの違いや、どの設備が自分にとって必要なのかを担当者と丁寧に話し合うことも重要です。それぞれのメリット・デメリットを把握し、しっかりと情報収集を行うことで、理想の住まいを確実に実現するための判断がしやすくなるでしょう。こういった一連の流れで担当者の対応を見て、信頼できるかどうかを同時にチェックしておくとより安心です。
④家づくりにかかる総額を比較する
住宅会社を決める前に「資金計画書」という家づくりにかかる全体予算を把握できる資料を作成してくれる会社がほとんどです。資金計画書では標準仕様に含まれる内容はもちろん、付帯工事などの建物本体以外の費用も計上してくれるはずなので、一見割安な建物本体価格などに惑わされずに全体予算を比較してください。
更に、自分たちの希望のオプションを採用した場合にどれくらいの総額になるかも把握しておくとベストです。後から予算がドンドン高くなってしまったというトラブルは住宅購入において非常に多く、後悔している方が多いポイントでもあります。かならず総額を抑えて比較しましょう。
DAITOKU(大得工務店)の標準仕様に含むものは?
DAITOKU(大得工務店)の標準仕様に含まれるものは以下の通りです。照明やカーテンの予算などは含まない住宅会社もありますが、当社では細かな部分まで標準仕様に含んで設定しています。
【すべての住宅シリーズ共通】
・外部仕上
・外部建具
・断熱材:屋根、壁、基礎
・内部仕上
・内部建具
・階段
・システムキッチン
・ユニットバス
・洗面化粧台
・トイレ1箇所
・スイッチ、コンセント
・ドアホン
・ガス給湯器
・計画換気システム
・地デジテレビアンテナ
・全室照明器具(予算として)
・カーテン、カーテンレール(予算として)
・屋内給排水工事(外部水栓柱含む)
・太陽光発電システム(設置条件あり)
【DAITOKUスタイル、DAITOKUプレミアムの標準仕様】※上記内容に加えて
・制震ダンパー
・気密測定
・長期優良住宅仕様
・構造耐力性能と雨漏りの最長100年保証
・シロアリ被害の10年間1000万円補償
・第3者機関による居住後の定期点検
※DAITOKUボックスはオプションになります
DAITOKUの標準仕様について、詳細はコチラをご覧ください。
まとめ:注文住宅の標準仕様を把握して、浜松・磐田で理想の家を建てよう!
注文住宅の標準仕様は、家づくりの質や住み心地を左右する大切なポイントです。標準仕様の内容をしっかり理解し、コストや性能、デザインのバランスを考えることで、理想の住まいを現実に近づけることができます。また、最新のトレンドや設備にも注目しながら、自分にとって必要な仕様を選んでいきましょう。『DAITOKU(大得工務店)』では、随時「無料個別相談会」を開催し、標準仕様についてもわかりやすく資料でご説明しています。一級建築士によるヒアリングからプラン提案まで無料で行っておりますので、お気軽にご予約ください。
また、完成見学会やモデルハウス見学会も定期的に行っています。実際に当社が施工した住宅をご覧いただきながら、標準仕様についてもお話しますので、家づくりの参考にぜひご参加ください。
「お客様がずっと安心して暮らせる住まいを」
『DAITOKU(大得工務店)』では、
静岡県浜松市、磐田市周辺の地域の皆様に
良質な住まいを通じて、
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創業1968年 / 浜松市の工務店