浜松市で人気の「家事ラクな平屋」。一級建築士が語る設計コンセプトと安心の理由 – 大得工務店(DAITOKU)|浜松市・磐田市の新築注文住宅

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2025.11.11

代表ブログ

浜松市で人気の「家事ラクな平屋」。一級建築士が語る設計コンセプトと安心の理由

最終更新日:2025.11.11

数字で証明する「安心」の設計

こんにちは、1968年創業の浜松の工務店、『DAITOKU』代表の大塚です。
この度、南北に長い敷地の特徴を活かし、高い住宅性能と家事効率を両立させた3LDKの平屋が完成しました。設計士でもある私自身が、この住まいを設計する上で最もこだわったのは、お客様が「将来にわたって安心できる」ことです。

例えば、当社の標準仕様として、耐震性能は構造計算に基づいた最高等級の耐震等級3を確保しています。さらに、断熱性能を示すUA値は0.4、気密性能を示すC値も気密測定を行って実測で0.4を達成。これらの具体的な数値は、快適性だけでなく、長期的な光熱費の抑制にも直結します。また、12.3kWの大容量太陽光発電を標準搭載。電気代高騰の心配をせず、安心して電気を使える設計も、大切な家計への配慮です。

目線と動線で解決する!暮らしの設計術

次に、日々の生活を豊かにする設計の工夫をご紹介します。 この平屋では、横の広がりだけでなく、リビングの天井高を標準の約2倍近くまで高めることで、縦方向の広がりを持たせ、驚くほどの開放感を演出しました。 また、キッチンからはダイニング、リビング、そして外部から目隠しされたプライベートな中庭まで見渡せるレイアウトになっています。これにより、家事をしながらでもご家族の様子を把握しやすく、スムーズな生活動線が生まれます。 さらに、居住空間(リビング、ダイニング)と移動動線(人が動くメイン通路)を分離させる「ゾーニング設計」を採用。ご家族それぞれが好きなことをしていても、お互いの活動が邪魔になりにくい空間構成を実現しました。

プロが隠す「生活感」〜細部への徹底的なこだわり〜

設計の完成度は、見えない部分のディテールで決まります。 例えば、一般的に奥行きが深い冷蔵庫を他の食器棚との段差をなくすため、背面を約20cm凹ませて設置し、壁面がフラットに揃うよう工夫しました。また、キッチン奥のパントリー横には、ダイニングから視覚的に見えにくいゴミ箱コーナーの配置を設計段階で考慮しています。 水回りでは、脱衣所から廊下を通らず直行できる約4畳の広々としたランドリールームを配置。さらに、湿気対策として吸湿性能の高いエコカラット(珪藻土タイル)を採用し、洗濯物を効率的に干せる環境を整えています。この空間を中心に、約4畳のファミリークローゼットへと繋がる、徹底した家事効率化の動線も実現しています。

一級建築士が語る全貌はYouTubeから

今回ご紹介した高性能な構造や、随所に光る設計士の「コツ」と「こだわり」は、動画で見ていただくとより具体的にご理解いただけます。

特に、お子様の遊び場にもなる勾配天井を利用した8畳の小屋裏収納、将来的なメンテナンスを考慮しコーキングの使用を極力避けた外壁の工夫、さらには万が一の停電時にも電気を使える非常用コンセントの仕組み など、ブログでは紹介しきれなかった多くのポイントを、一級建築士である私自身が現場で詳しく解説しています。

ぜひ、私たちが目指す「安心」と「快適」への設計思想を、動画を通じてご確認ください。
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大塚 美秀
この記事を書いた人

大塚 美秀

代表取締役社長

大学卒業後、ハウスメーカーで勤務。その後、大得工務店へ入社。平成26年に代表取締役就任。 新築だけでなく、多くのリフォーム現場で家の劣化や雨漏りに悩むお客様と多く接した経験から、メンテナンスや耐久性まで考慮した住まいを提案しています。

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