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2021.12.13
代表ブログ
下地補強があると便利な場所【前編】
最終更新日:2024.10.20
新築を計画するときもリフォームを計画するときも、後で取り返しがつかないことの一つが「下地補強」。「下地補強」とは、強い強度を必要とするものを壁に固定する場合に壁の中に木材などで下地を入れておく作業のこと。
ほとんどの家は、壁の下地に石膏ボードが使われていますが、石膏ボードだけでは強度が弱いため『ネジを止める』『釘を打つ』ことがほぼ不可能です。下地補強がなくても時計などの軽いものならボードアンカー(画像)という部材を使って固定することも可能ですが、手すりなどの力がかかるものは支えきれません。無理に設置すると壁ごと壊れてしまうため、壁に何かを設置する場合は必ず下地補強を頼んで置くことをおすすめします。
ライフスタイルによって必要な場所は色々ですが、その中でも「ココは定番!」という場所を紹介します。家づくりの参考にしてくださいね。
「下地補強」必須レベルの場所(★★★)
【玄関手すり・廊下手すり下地】
今は手すりなんていらないと思っても、高齢になったときにあると便利です。すぐに手すりを設置する予定がなくても下地だけ入れておくと、後からの設置もスムーズ。特に、高齢の方と同居される場合など、将来的に介護保険を使って手すりを付ける際にも補助金が出ます。下地をつけていないと後付け下地が必要になり、通路幅が狭くなってしまうことがありますが、最初から下地を入れておけばその心配もありません。
【トイレ手すり下地】
玄関同様に、今はいらないと思っても将来的に必要になる可能性が高い場所。特に便座に座ったり立ったりするときに手すりがあると楽なので、利き手側に下地を入れておくとベストです。玄関や廊下手すりと同様に、将来的に介護保険を使って手すりをつける場合にもスムーズに設置できるので重宝します。
【トイレットペーパー紙巻器下地】
通常は何も言わなくても住宅会社でトイレの紙巻器用下地を入れてくれます。ただ、当社でリフォームをやらせていただいたお客様の家の中には紙巻器の下地が入っていなかった事があり、長年の使用で紙巻器がグラグラになってしまっていました。こんなことがないように下地が設置されるのか確認だけしておくと安心です。
【タオル掛け用下地】
住宅会社で設置する場合は、トイレの紙巻器用下地と同様に普通は下地設置とセットで施工してくれます。しかし、タオル掛けを施主支給する場合やどんなものを設置するのかはっきりしない場合は下地が無いまま施工されてしまうケースもあるようです。また、タオルリングとタオルバー(写真)では必要な下地補強範囲も異なるため、希望範囲には広めに下地を頼んでおくと安心です。
当社の場合、トイレの紙巻き器やタオル掛けなどの下地が必須であるところには、必ず下地を入れています。そのほかにも、将来を見越して必要になりそうなところには、ヒアリングの中で確認して必ず下地を入れるようにしています。
次のブログでは、『下地補強でおすすめの場所』『できれば下地補強があると便利な場所』をご紹介します。
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