住宅ローンは怖い?無理なく返せる「注文住宅の資金計画」の秘訣 – 大得工務店(DAITOKU)|浜松市・磐田市の新築注文住宅

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2025.02.20

家づくりコラム

住宅ローンは怖い?無理なく返せる「注文住宅の資金計画」の秘訣

最終更新日:2025.02.20

目次

    1. なぜ資金計画が重要なのか?

    家は、人生の中で最も大きな買い物と言われています。
    資金計画をしっかりと行うことで無理のない返済計画を立て、将来にわたって安心で快適な暮らしを送ることができます。逆に、資金計画が不十分なまま住宅ローンを組んでしまうと、以下のようなリスクが考えられます。

    返済が困難になり、生活が苦しくなる
    旅行や趣味などを我慢するしかなくなる
    住宅ローンが延滞し、信用情報に傷がつく
    老後の資金が貯められなくなる
    最悪の場合、家を手放さなければならなくなる

    一生に一度しか建てない家だからこそ絶対に失敗したくないですよね?
    失敗しない家づくりのためにはデザインや間取りなども大切ですが、まずは無理な予算計画を立てないための資金計画が最も大切になります。今回は注文住宅を建てる際の資金計画とその内訳について解説していきます。

    2. 注文住宅にかかる費用とは?

    注文住宅を建てる際にかかる費用は、大きく分けると土地費用、建物費用、諸費用の3つに分類できます。これらをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

    土地費用

    土地価格
    立地や広さ、形状などの条件よって大きく変動します。駅からの距離、周辺環境、日当たりなど、生活スタイルに合った土地を選ぶことが重要です。
    仲介手数料
    不動産会社に支払う手数料です。法令で上限額が定められており、不動産会社はその範囲内で請求することができます。
    登記費用
    土地の名義変更にかかる費用です。一般的には「所有権」という権利を移転する費用になります。
    各種税金
    不動産取得税や固定資産税の月割り分担額など、不動産の売買に伴って必要になる費用です。

    建物費用

    建材費
    構造部材、外壁材、内装材、設備機器などの使用する建材の費用です。
    工事費
    建物の構造、内装、設備などの工事に係る費用です。
    設計設計料
    建築士が間取りや構造の設計を行い図面を作成する費用です。
    付帯工事費
    建築確認申請費などの申請や仮設足場など、建物本体以外の工事にかかる費用です。また、土地によって外構工事や地盤補強工事などの費用も必要になります。
    屋外給排水工事費
    敷地内の給排水管を工事するための費用です。

    諸費用

    住宅ローン手数料】
    住宅ローンを借り入れる際に支払う手数料です。金融機関によって手数料の価格は異なり、それ以外にも費用がかかる場合もあります。
    収入印紙費用】
    土地の契約と同じように請負契約書やローン契約書に貼る収入印紙の費用です。契約書の金額によって額面が変わります。
    災害保険料】
    建物災害保険に加入する際に支払う保険料です。住宅ローンを組む場合は災害保険への加入が必須になります。併せて地震保険にも加入しておくとより安心でしょう。
    引越し費用】
    新居への引っ越しにかかる費用です。建物と直接関係はありませんが併せて予定しておきたい費用です。
    家具家電費用】
    新居購入時に住まいの広さが変わることで新しく家具や家電が必要になることが多いです。こちらも建物と直接関係はありませんが併せて予定しておきたい費用です。

    3. 住宅ローンの選び方

    住宅ローンは、注文住宅の資金計画において最も大きな部分を占めるものです。そのため、慎重に選び、自分にとって最適なプランを選ぶことが重要です。住宅ローンを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

    金利の種類
    固定金利と変動金利の2種類があります。固定金利は金利が変わらないため、将来の金利上昇リスクを回避したい方におすすめです。変動金利は金利が変動するため、金利が低い時期に借り入れたい方におすすめです。

    返済方式
    元利均等返済と元金均等返済の2種類があります。元利均等返済は、毎月支払う金額が一定で、最初は利息の割合が多く、徐々に元金の割合が増えていきます。元金均等返済は、毎月支払う元金の金額が一定で、最初は支払額が多く、徐々に減っていきます。

    借り入れ額
    収入や返済能力に応じて、無理のない範囲で借り入れ額を決めましょう。変動金利を選んだ場合には、将来の金利変動のリスクを考慮しておくことも大切です。

    ボーナス返済
    ボーナスがある場合は、ボーナス返済を利用することで、月々の支払額を調整することもできます。

    繰上返済
    余裕がある場合は、繰上返済を行うことで、総返済額を減らすことができます。通常手数料が発生しますが、金融機関によって異なるため把握しておくことが大切です。

    融資特約
    団体信用生命保険の発動条件を緩和させるルールです。金利が上がる場合もありますが、代わりにローン商品によって様々な補償を追加することができます。

    4.頭金を貯めずに全額ローンにするメリットとは?

    「頭金を貯めてから家づくりを始めたほうがいいですか?」と質問されることがよくあります。頭金を貯めるか、それとも全額ローンにしてすぐ建てるか、悩ましいところですよね。ここでは、時間をかけて頭金を貯めるより、住宅資金を全額ローンにして家づくりをするメリットを解説します。

    ①住宅購入のタイミングを逃さない

    価格の上昇
    土地などの不動産市場は常に変動しており、希望の物件価格が上昇してしまう可能性があります。頭金を貯めている間に、理想の土地を手に入れるチャンスを逃してしまうかもしれません。また、住宅の建材(材料)も年々高騰しています。時期を遅らせることで、もっと価格が上がってしまう可能性があります。

    金利変動
    住宅ローンの金利は変動することがあります。低金利の時期に購入することで、長期的に見た場合の支払総額を抑えることができます。

    ② 資金を有効活用できる

    他の用途に使える
    頭金に手持ちの現金を使ってしまうと、リフォーム費用や家具購入費など、住宅購入後に必要な資金が不足してしまう可能性があります。全額ローンにすることで、これらの費用に備えることができます。

    投資に回せる
    余剰資金を投資に回すことで、資産を増やすチャンスがあります。

    ③住宅ローン控除の恩恵を最大限に

    控除額の増加
    所得税の還元である住宅ローン控除は、年末のローン残高に応じて控除額が決定されます。全額ローンにすることで控除額が大きくなり、戻ってくる税金分も大きくなります。

    ④ 心理的なハードルが低い

    すぐにマイホームが手に入る: 頭金を貯めるという目標に向かって努力する必要がなく、比較的スムーズにマイホームの購入手続きを進めることができます。

    ※全額ローンにする際の注意点

    返済計画
    収入と支出をしっかりと把握し、無理のない返済計画を立てることが重要です。

    金利変動リスク
    変動金利を選択した場合、金利が上昇するリスクがあります。

    審査
    融資額が大きくなるため、その条件で銀行の審査に通る必要があります。勤務先や勤続年数、年齢や収入などが審査の対象となります。

    住宅ローンは人生の中でも大きな買い物です。金融機関や住宅会社などの専門家に相談し、自分に合ったプランを選ぶことをおすすめします。

    5. プロに相談するメリット

    資金計画は項目の落としがあると、途端に正確性が薄れて計画が不安定になってしまいます。しかし、住宅関連の専門知識が必要となるため、一人で考えるのは難しいものです。その際に住宅会社やFPなどの専門家に相談することで、以下のメリットがあります。

    客観的な視点からアドバイスをもらえる
    自分では気づかなかったことや、より良い方法を提案してもらえます。

    最適なプランを提案してもらえる
    金利や返済方式、住宅ローン商品など、最適なプランを提案してもらえます。

    手続きをスムーズに進めることができる
    専門家が手続きを代行してくれるため、時間と手間を省くことができます。

    補助金を活用できる
    最新の補助金情報を熟知したスタッフから自分たちに適した補助金情報を提供・申請してもらえます。

    6. 資金計画の注意点

    資金計画をする上で、以下の点に注意しましょう。

    将来のライフプランの変化を考慮する
    子供の教育費や老後の資金など、将来のライフプランの変化を考慮した計画を立てましょう。

    固定費を見直す
    通信費や保険料など、固定費を見直すことで、住宅ローンの返済に充てることができるかもしれません。

    住宅ローン以外の費用も考慮する
    住宅ローン以外にも、家具や家電、引っ越し費用など、さまざまな費用がかかります。

    税制優遇制度を活用する
    住宅ローン減税などの税制優遇制度を活用することで、住宅取得費用を軽減することができます。

    まとめ:浜松・磐田・袋井・掛川・湖西で安心して注文住宅を建てるなら

    注文住宅の資金計画は一生に一度の大きな買い物だからこそ、慎重に行うことが大切です。本記事では、資金計画の重要性や具体的な費用、住宅ローンの選び方、自己資金の役割などについて解説しました。

    資金計画は、自分一人で考えるだけでなく、専門家である住宅会社やFPに相談することもおすすめです。プロのアドバイスを受けることで、より自分に合ったプランを見つけることができます。

    当社では、お客様に安心して家づくりを楽しんでいただけるよう、FPや金融機関と連携しながら、無理のない資金計画をご提案しております。まずはお気軽に「家とお金の勉強会」「無料個別相談会」にご参加ください。


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