寒い日も快適に!窓の断熱向上で叶える快適な家 – 大得工務店(DAITOKU)|浜松市・磐田市の新築注文住宅

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2024.03.05

家づくりコラム

寒い日も快適に!窓の断熱向上で叶える快適な家

目次

    はじめに

    冬の寒い日、お家の中にいても足元が冷えてしまうことはありませんか?

    その原因の一つが、窓からの熱損失かもしれません。実は、家の断熱性能を考えるとき、壁や屋根だけでなく、窓の役割は非常に大きいのです。特に、窓は家全体の断熱材と比べて熱が逃げやすい部分です。この現象は一般に「コールドドラフト現象」と呼ばれ、冬場に窓際が冷たく感じる原因になっています。

    このコールドドラフト現象を防ぐためには、窓の断熱性能を高めることが最も重要です。窓の断熱性能を向上させることで、お家全体の快適性が格段にアップし、冬でも暖かく過ごすことができるようになります。このコラムでは、窓の断熱性能を高めることの重要性と、その方法についてご紹介します。

    冷暖房エネルギー効率の向上と光熱費削減

    窓の断熱性能を向上させることは、ただ快適な室内環境を実現するだけでなく、エネルギー効率の向上にもつながります。高断熱窓を導入することで冷暖房の効率が良くなると、冷暖房にかかる電力消費を抑えることができ、光熱費の削減につながります。特に冬場においては、室内の暖かい空気が外に逃げにくくなるため、暖房費の節約に大きく影響します。また、夏場でも同様に、冷房した空気を室内に保ちやすくなるため、冷房費の削減につながります。

    なお、冬に窓から熱が逃げて行く割合は家全体の58%、夏場は窓から入ってくる熱の割合が73%にもなります。ですから窓の性能を高めることは効果的に家の快適性能を高めることにつながります。高断熱窓の採用には初期投資が必要ですが、その後の暮らしで支払う光熱費を大きく削減することができるため、長期的に見れば十分に初期コストを回収可能です。

    窓の基礎知識:材料と構造

    窓の断熱性能を高めるためには、窓の材料と構造を理解することが重要です。窓は大きく分けて、サッシ(窓枠)とガラスの部分によって構成されています。それぞれの材料と構造によって、窓の断熱性能は大きく変わってきます。

    サッシ、サッシ枠

    サッシには、アルミサッシ、樹脂サッシ、木製サッシ、樹脂アルミ複合サッシといった種類があります。アルミサッシはその強度から細い枠組みを実現でき、デザイン性に優れていますが、金属のため熱が伝わりやすく、断熱性には劣ります。一方、樹脂サッシは断熱性能が高く、冷暖房の効率を良くすることができますが、衝撃に弱いなどのデメリットもあります。木製サッシは自然な見た目が魅力で、断熱性も良いですが、初期コストも高めで変質や変形などによりメンテナンスにも手間がかかります。複合サッシは、アルミと樹脂の良いところを組み合わせたもので、デザイン性と断熱性を両立させています。

    ガラス

    住宅用サッシで主に使われる使われるガラスには、1層のシングルガラス、2層のペアガラス、3層のトリプルガラスといった種類があります。シングルガラスは1枚のガラスのみなので、断熱性は最も低いです。ペアガラスは二重にしたガラスの間に空気層があり、この空気層がより高い断熱効果をもたらします。トリプルガラスはさらにその効果を高めたもので、三重のガラスと二つの空気層で構成されています。

    また、さらに断熱性能を高めるオプションとして、空気層に熱をより通しにくいアルゴンガスというガスを封入したガラス、ガラスの表面に熱線を反射しやすいlow-eフィルムを張ったガラスなど、より性能を高めたガラス窓を使用することで、住まいの断熱性能をさらに高めることができます。

    このように、窓の材料と構造を選ぶことで、断熱性能を大きく向上させることが可能になります。適切な窓を選ぶことで、快適な室内環境を実現しながら、エネルギー効率の良い住まいを作ることができるのです。

    高断熱窓の選び方

    高断熱窓を選ぶ際には、いくつかの気をつけたいポイントがあります。最も大切なのは、お家全体の断熱性能とのバランスを考えながら、適切な窓を選ぶこと。家の断熱材と窓の断熱性能がバランス良く組み合わさることで、家全体のエネルギー効率が向上し、快適な室内環境を実現できます。家の壁や屋根の断熱性能に合わせて、窓もそれに見合った断熱性能を持つものを選びましょう。例えば、窓の性能は非常に高いにもかかわらず、家本体の断熱性能が低ければ熱は窓以外からドンドン逃げて行ってしまいます。そうなると結局コスパの悪い家になってしまうので、コスパの良い家を建てるためには、窓と家本体をバランスよく設計することが必要不可欠です。

    また、窓の選び方には、設計ルールや耐久性も関わってきます。例えば、家全体の性能を高めるための設計基準、コストやデザインを考慮した設計基準など各住宅会社それぞれの設計基準があるため、新しく窓を選ぶ際や、既存の窓を交換する際には、住宅会社や専門家に相談することが大切です。

    さらに、窓の見た目やデザインも選択の重要な要素です。窓は家の外観に大きな影響を与えるため、デザイン性と機能性を兼ね備えた窓を選ぶことが望ましいと言えます。また、外装部分で劣化も考えられますから、将来的なメンテナンスのしやすさや、耐久性も考慮して選定する必要があります。これらのポイントを総合的に考え、最適な高断熱窓を選ぶことが、快適で長期的にコスパの良い家づくりにつながります。

    DAITOKUの事例紹介

    こちらのお家は、UA値0.5、C値0.3の長期優良住宅で、高騰している光熱費にも十分に対策がされています。また、日照シミュレーションを実施して、窓の配置とサイズを精密に設計。性能面はもちろん、光のバランスを考慮し最適な明るさを実現しました。キッチンの下がり天井や壁面に、そしてダイニングスペースにはペンダントライトを配し、間接照明を効果的に使用することで、家族が心地よい安らぎを感じることができる空間を創り出しています。
    参考:https://daitoku5610.co/works/16530/

    事例からわかるように、高断熱窓を適切に選び、活用することで、デザイン性と快適性、さらにはエネルギー効率の高い住まいを実現することが可能です。また、高断熱窓の選定には、見た目の美しさだけでなく、その性能やお家全体とのバランスを考えることが重要なのです。

    まとめ

    浜松市・磐田市で断熱窓を活用したお家を建てるなら

    断熱性能の高いお家を建てる際には、窓の断熱性能を高めることが、快適な住まいづくりの鍵となります。冬は暖かく、夏は涼しい室内環境を保つことで、一年中快適に過ごすことができます。また、エネルギー効率の向上による光熱費の削減は、経済的にも大きなメリットをもたらします。

    窓の選び方には、サッシやガラスの種類をはじめ、家全体の断熱性能とのバランスや、デザイン性、耐久性など、多くの要素を考慮する必要があります。樹脂サッシやアルミ樹脂複合サッシなど、さまざまな材質の中から、お家のスタイルや希望する住宅性能に合ったものを選ぶことが大切です。浜松市・磐田市でお家を建てるなら、ぜひ断熱窓の活用を検討してみてください。

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