こんにちは、1968年創業の浜松の工務店、『DAITOKU』代表の大塚です。

この度、当社のYouTubeチャンネル「DAITOKU チャンネル」にて、20代のご夫婦が建てられた36坪の注文住宅のルームツアー動画を公開しました。この動画では、私自身が一級建築士として設計のポイントや裏側を詳しく解説しています。

今回は、その動画で特に反響の大きかった「DAITOKUがこだわる設計のコツ」をブログでもご紹介します。浜松・磐田・袋井・掛川・御前崎・湖西エリアで、「高性能かつデザイン性に優れた家」を検討されている方は、ぜひ動画と合わせてご覧ください。

１. 土地のポテンシャルを最大限に活かす「光の取り込み方」

当事例の住宅は、120坪の東西に長い敷地に建っています。この土地の形状を最大限に活かすため、南東側に大きな庭を配置しました。この配置には明確な狙いがあります。東側の光を大きく取り込むことで、家全体、特に約10畳に及ぶ開放的な吹抜け空間の奥まで光を届けるように計画しました。

開放的な吹抜けは、リビングを広々と見せるだけでなく、上下の空気を循環させ、家全体の温熱環境を均一に保つという重要な役割を担っています。

さらに、天井にはレッドシダーの木目を採用し、間接照明を仕込むことで、夜間は柔らかな光で満たされる、落ち着いた雰囲気のデザインを実現しています。太陽光パネルは9.8KWの大容量を搭載し、デザインだけでなく、将来的なランニングコストにも配慮した設計です。

２. 【プロの仕掛け】生活感を徹底的に排除するデザイン術

私たちがこの住宅で特にこだわったのは、モダンスタイリッシュなデザインを保ちながら、住まい手の使いやすさを両立することです。そのために、どうしても生活感が出てしまう要素を「隠す」ための工夫を徹底しています。

冷蔵庫とゴミ箱の配置

悪目立ちしがちな冷蔵庫は、あえて奥まった空間に設置。ゴミ箱スペースも、リビングから見た際に視界の死角になるよう、キッチン収納の下部に配置しています。

ニッチとマグネットパネルの活用

壁の一部をへこませたニッチを作り、リモコンや家族の連絡事項を貼るためのマグネットが貼り付くボード（マグネットパネル）を採用しました。これにより、冷蔵庫などに貼りがちなものを機能的に整理し、見た目良く使えるようにしています。

こだわりのキッチン

傷や熱に強いセラミック天板を使用したリクシルのアイランドキッチン（リシェル）を採用。耐久性と美しさを兼ね備えた、上質な空間を提案しています。

３. 高性能を保証する数値とメンテナンス性を考慮した素材選び

「デザイン性の高い家は、性能や使いやすさが犠牲になるのでは？」という心配は、DAITOKUの家では無用です。私たちは、高性能とメンテナンス性を両立する設計を強く意識しています。

この36坪の住宅の断熱性能を示すUA値は0.43、隙間性能を示すC値は0.5という非常に高い水準を達成しています。全棟で気密測定を実施し、高気密高断熱の性能を保証しているため、開放的な大空間であっても、夏は涼しく冬は暖かい快適な環境が保たれます。

また、長く安心して暮らしていただくために、素材も使い分けます。水回りやペット専用スペース（ワンちゃんスペース）など、汚れやすい場所にはフロアタイルを推奨し、匂いや汚れが染みつきにくく、張り替えも容易な設計に。一方、リビングや廊下といったメイン空間には無垢の床材を推奨し、すっきりと使いやすい空間を実現しています。

特に造作洗面台では、えぐりが深く水が飛び散りにくいボウルや、壁出し水栓を採用しており、お子様が使っても周りが汚れにくいよう配慮しています。

まとめ：設計の「なぜ？」は動画でより深く

ブログではご紹介しきれなかった、玄関ホールの防犯性を高める絞り込んだアプローチの工夫 や、家事の時短を叶える「真っすぐで使いやすい明確な動線」の詳細 など、一級建築士である私自身が、設計の裏側まで詳細に解説しています。

高性能な住宅とは何か？ デザインとは何を意味するのか？ DAITOKUの設計思想の全てが詰まったルームツアー動画を、ぜひ下記からご視聴ください。

↓↓↓ 【動画はこちら】 ↓↓↓

また、当社でま毎日「無料個別相談会」も実施しております。皆様の家づくりに関する疑問やご相談を、心よりお待ちしております。

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会場／DAITOKU（大得工務店）
住所／静岡県浜松市中央区松島町188
予約枠／ ①10:00～②13:30～③16:30～④その他
参加費／無料
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