【保存版】愛犬・愛猫と幸せに暮らす家づくり!プロが教える設計のコツ – 大得工務店(DAITOKU)|浜松市・磐田市の新築注文住宅

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2025.07.30

家づくりコラム

【保存版】愛犬・愛猫と幸せに暮らす家づくり!プロが教える設計のコツ

最終更新日:2025.07.29

目次

    はじめに – ペットと暮らす家づくりの重要性

    ご家族にとって、かけがえのない大切な家族の一員であるペット。多くの方が、ペットとの生活をもっと豊かに、もっと快適にしたいと願っていることと思います。しかし、いざ家づくりとなると、「どうすればペットが快適に過ごせるのか」「どんなことに注意すればいいのか」と悩む方も少なくありません。

    ペットと暮らす家づくりは、ただ単にペットスペースを作るだけではありません。ペットの習性や健康、そして安全性を考慮した設計は、ペットだけでなく、私たち飼い主の暮らしの質も大きく向上させます。安易な家づくりをしてしまうと、後から「もっとこうすればよかった」「こんなはずじゃなかった」と後悔したり、思わぬトラブルに繋がってしまう可能性も。

    このブログ記事では、ペットとご家族がともに幸せに暮らすための家づくりのヒントを、一級建築士の視点から具体的にお伝えしていきます。愛犬や愛猫との毎日を、もっと笑顔あふれるものにするために、ぜひ最後までお読みください。

    ペットの特性を知る – 犬と猫それぞれの違い

    ペットと快適に暮らす家づくりを進める上で、最も大切なことは、家族の一員であるペットそれぞれの特性を深く理解することです。犬と猫では、その習性や行動パターンが大きく異なります。彼らの生まれ持った特性を考慮せず、人間目線だけで家づくりを進めてしまうと、ペットにとってストレスの多い住環境になってしまうかもしれません。

    1.犬の場合

    犬は群れで生活する動物であり、飼い主とのコミュニケーションを強く求める傾向があります。縄張り意識が強く、家族との距離が近いことを好む子が多いでしょう。また、散歩などでの運動は欠かせず、家の中での過ごし方にもその特性が表れます。例えば、家族の動線を把握しやすいリビングの一角に居場所を設けたり、外の様子を適度に見られる窓の位置を考慮したりすることも大切です。一方で、来客や外部の音に対して吠えてしまう子もいるため、その防音対策も視野に入れる必要があります。

    2.猫の場合

    猫は単独行動を好む動物で、自分のペースで過ごせる環境を重視します。上下運動を好み、高い場所から周囲を見渡せる場所や、隠れられるスペースがあると安心します。爪とぎをする習性があるため、壁や家具の保護も重要です。また、繊細な猫は、急な環境変化や大きな音にストレスを感じやすい傾向があります。そのため、落ち着けるパーソナルスペースの確保や、適度なプライバシーを守れる設計が求められます。

    このように、犬と猫では必要な環境が大きく異なります。どんな特性を持っているのかを把握することで、より理想的な家づくりが見えてきます。

    健やかに暮らすための住環境づくり

    ペットが快適に、そして健康に暮らすためには、住環境が非常に重要です。人間と同じように、温度や湿度、空気の質はペットの健康状態に直結します。特に、犬や猫は人間よりも体温調節機能が劣る場合があるため、適切な環境を整えることが不可欠です。

    1.健康への影響:最適な温度と湿度

    例えば、暑すぎる夏は熱中症のリスクが高まりますし、寒すぎる冬は体調を崩す原因になります。高気密・高断熱な住宅は、外気温の影響を受けにくく、一年を通して室内の温度・湿度を快適に保ちやすいという大きなメリットがあります。これは、光熱費を抑えるだけでなく、ペットの体への負担を軽減し、健康維持に貢献します。

    当社では、「5つの安心」の一つとして、「長期的に家計に負担をかけないコスト」と「性能」を重視しています。高気密・高断熱な高性能住宅に太陽光発電を標準仕様として取り入れることで、エアコンを長時間使っても光熱費を抑えられる、お客様の生涯コストを考慮した家づくりを提案しています。さらに、全棟で気密測定を行い、高気密・高断熱に加え、構造計算を行ったうえで耐震等級3を取得しているため、ご家族だけでなく大切なペットの安全・健康、そして快適さを守る住環境を提供しています。

    2.清潔さの維持:抜け毛とシミ・ニオイ対策

    犬や猫との暮らしで避けて通れないのが、抜け毛やニオイの問題です。特に換気が不十分だと、ニオイがこもりやすくなります。効率的な換気システムを導入したり、窓の配置を工夫して空気の通り道を確保したりすることで、常に新鮮な空気を保ち、ニオイを軽減できます。

    また、ペットとの生活では床が汚れてしまうことも想定しないといけませんので、掃除のしやすい床材選びも重要です。例えば無垢の床などは質感は心地よいものの、シミなどは比較的できやすいというデメリットも持ち合わせています。シミは臭いの元になりますので、ペットによってはシミができにくい掃除のしやすい床材を選ぶ観点も大切です。また抜け毛が多いペットの場合は毛が絡まりにくい素材や、サッと拭き取れる素材を選ぶことで、日々のお手入れが格段に楽になります。

    3.ストレス軽減:防音性と安心できる環境

    ペットは人間よりも音に敏感なことがあります。特に犬は雷の音や花火の音に過剰に反応したり、外部の音に吠えたりすることも少なくありません。高性能住宅は、高い断熱性能だけでなく、高い防音性も兼ね備えているため、外部からの騒音を軽減し、ペットがストレスを感じにくい静かで落ち着いた環境を提供できます。また、猫の場合は、隠れられるスペースや高い場所を提供することで、安心感を与え、ストレスを軽減することができます。キャットステップや梁を活用したキャットウォークもオススメです。

    このように、ペットが健やかに暮らすための住環境づくりは、飼い主の責任であり、家づくりの段階からしっかりと計画を立てることが大切です。

    愛犬・愛猫と暮らす設計ポイント

    ここでは、ペットとの生活をより豊かに、そして安全にするために、具体的な設計の工夫を解説していきます。

    1.動線とゾーニング:トイレの場所と換気、いたずら・誤飲防止

    ペットのトイレは、使用頻度が高くニオイの原因にもなりやすいため、場所選びと換気計画が非常に重要です。リビングから少し離れた場所に設置し、窓や換気扇で常に換気ができるように計画しましょう。また、いたずらや誤飲を防ぐために、危険なものや触ってほしくないものは、ペットが届かない場所に収納したり、ゲートやフェンスでゾーニングしたりする工夫が必要です。キッチンやバスルームなど、危険が潜む場所へのペットの侵入を防ぐドアの位置も工夫しましょう。

    2.外部との関係:窓の位置とプライバシー、外部刺激のコントロール

    窓の位置も、ペットの暮らしに大きく影響します。犬の場合、外の様子が見える窓は良い刺激になる一方で、通行人や他の犬に反応して吠えてしまう原因にもなり得ます。適切な高さに窓を設けたり、目隠しフェンスで視線を遮ったりする工夫が必要です。猫の場合は、日当たりの良い窓辺は絶好のひなたぼっこスポットになりますが、脱走防止のための工夫(網戸の強度や施錠など)を忘れてはいけません。

    3.素材選び:床材と壁材

    ペットが走り回ったり、爪とぎをしたりすることを考えると、床材選びは非常に重要です。滑りにくい素材を選ぶことで、ペットの関節への負担を軽減し、転倒による怪我のリスクを減らすことができます。また、掃除のしやすさも考慮しましょう。傷がつきにくく、ニオイが染み込みにくいフロアタイルなどの素材がおすすめです。壁材も同様に、傷や汚れに強く、お手入れがしやすいものを選ぶと、長期間美しさを保てます。素材選びと臭いの問題は住環境にも大きな影響を与えますので、慎重に考えましょう。

    4.収納計画:ペット用品の整理整頓

    ペットフードやおもちゃ、お散歩グッズなど、ペット用品は意外と量が多く、散らかりがちです。専用の収納スペースを設けることで、すっきりと整理整頓ができ、生活感のない空間を保てます。手の届きやすい場所に消耗品を置いたり、大きなケージを置くスペースを確保したりするなど、具体的なアイテムを想定して計画しましょう。

    5.ドア・ゲートの選定:安全性と利便性

    室内ドアは、ペットの安全性を考慮した設計が必要です。挟み込み防止機能のあるドアや、ペットドアの設置も検討すると良いでしょう。また、部屋ごとにペットの立ち入りを制限したい場合は、設置が容易なゲートも有効です。

    6.多頭飼いのポイント

    多頭飼いの場合は、それぞれのペットが安心して過ごせる個別のスペースを確保することが重要です。トイレも頭数分以上用意し、衝突を避けるための回遊動線を考慮しましょう。餌場も複数設けることで、ストレスなく食事をすることができます。

    プロが考える後悔しない家づくり

    「ペットと幸せに暮らす家」を実現するためには、専門家のアドバイスが不可欠です。私たちは、お客様の「こんな家にしたい!」というご要望をただそのまま形にするのではなく、「長期的な視点」でお客様にとって本当に後悔しない仕様や間取りをご提案しています。

    例えば、「この素材は初期費用は安いですが、ペットの爪で傷つきやすく、将来的な修繕費用がかさむ可能性があります」といったように、メリットだけでなくデメリットもしっかりと丁寧にご説明します。お客様がすべての判断材料を得て、納得して家づくりを進めてもらうことが何よりも大切だと考えているからです。プロの視点から見て「これは避けた方が良い」と判断するような点については、お客様のためを思って正直にお伝えすることも、私たちの責任だと考えています。

    当社の強みは、建築士資格を持つ建築士やインテリアコーディネーターがお客様に並走して家づくりをサポートする点です。間取りだけでなく、クロスや照明、床材、カーテンなど、家づくりは選択の連続です。お客様が迷われた時には、プロとして「実際に使ってみて良かった仕様」や「長期的な視点で後悔しにくい提案」を熟考し、一緒に最適な選択をしていきます。これにより、インテリアセンスのよい、そして機能的な家が実現します。

    また、専門知識をしっかり持ちつつも、アットホームな雰囲気で話しやすいスタッフが揃っています。どんな小さな疑問や不安でも、お気軽にご相談ください。お客様の理想の住まいづくりを、親身になってお手伝いいたします。

    ペットと暮らす家:施工事例3選

    まとめ:静岡県浜松市、磐田市、袋井市、掛川市、湖西市でペットと快適に暮らせる注文住宅を建てるなら

    大切なペットと、いつまでも幸せに暮らしたい。そんな願いを叶えるためには、家づくりにおいてペットの存在を深く理解し、その特性に合わせた工夫を取り入れることが不可欠です。この記事では、「ペットの特性を知る」「健やかに暮らすための住環境づくり」「愛犬・愛猫と暮らす設計ポイント」の3つの視点から、具体的な家づくりのコツをご紹介しました。

    最適な温度・湿度を保つ高気密・高断熱住宅は、ペットの健康を守り、同時に光熱費を抑えることにも繋がります。適切な換気計画でニオイ問題を解決し、防音性の高い構造でペットのストレスを軽減することも重要です。

    また、動線やゾーニングの工夫で安全性を確保し、床材や壁材の選定で掃除の手間を減らすなど、具体的な設計ポイントも多数あります。これらの工夫は、ペットだけでなく、私たち飼い主の暮らしの質も大きく向上させるでしょう。

    私たちはお客様の要望を丁寧にヒアリングし、一級建築士インテリアコーディネーターがお客様に寄り添いながら、長期的な視点で後悔しない家づくりをご提案します。高気密・高断熱・耐震等級3の高性能住宅に、手厚い保証と地域密着型工務店ならではのフットワークの軽いアフターフォローで、お客様とペットが末永く安心して暮らせる住まいを実現します。

    ペットとの暮らしは、単なる同居ではありません。共に人生を歩む大切な家族との絆を深めるために、この「保存版」が皆様の家づくりの一助となれば幸いです。

    当社では毎日「無料個別相談会」を開催しています。浜松・磐田・袋井・掛川・湖西エリアでペットとの理想の暮らしを叶えるたい、という方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください


    「お客様がずっと安心して暮らせる住まいを」

    『DAITOKU(大得工務店)』では、
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    良質な住まいを通じて、
    ご家族に幸福な未来を提供するお手伝いをしています。


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